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2023年度自己評価・学校関係者評価報告書について
2024-05-14

1.本園の教育目標
  人間の尊さを共に生きる
 
2.本年度重点的に取り組む目標・計画
 多様な子どもを受容し人権と権利を尊重する視点をいつも持ち、こどもを愛し守り育てる力をつけていく。
保護者に適切な情報の発信と、保護者からの情報の柔軟な受信ができるよう心がける。
保育に関わる様々なリスクをわきまえながら、子どもたちの心身の発達や保育の価値を見出し関わる。

3.評価項目の達成及び取り組み状況


 

評価項目

評価

取り組み状況

自らの保育の振り返り

B

セルフチェック表を用いて振り返った

子どもの人格を尊重した関わり

子どもの思いを受け止め信頼関係を築く

園児の安全とリスク管理

B

保育教育の価値とリスクを考えた保育を行う

様々な災害を想定した訓練を行い保育者の動きを振り返り確認する

安全教育・防災教育について知り、安全に配慮した環境を整えたり、状況に応じて行動したりする

保護者対応と支援

B

守秘義務をまもっているか

保護者とは対応上のマナー・良識をもって接しているか

内容によっては教職員で検討し、共通理解の上で対処しているか

A十分な成果 B成果はあった C少し成果があった D成果が無かった

4.総合的な評価結果  B

 

1~3についてどれも心掛け気をつけるようにしてきた。しっかりと考え言動していくことは園の理念や目標にあった保育になっていくだろうと思い、今後も気付いたことは積極的に発信し皆で共有できるまで伝え続けることが主幹としての務め役割だと考える。信頼できる仲間も増えたこともあり保育を任せる余裕のある保育者体制となっているので、外部研修も今以上に参加できるよう配慮し研鑽を積んでいきたいと考えている。(主幹の振り返りより)

人格を尊重し、主体性を大切にする保育を常に心がけているが省みると適切でないこともあったと思う。

こどもたちがこの先、社会で力強く生きていくためのマナーや社会性を身につけてもらいたいという思いが先行してしまうことがあったかもしれない。「できればして欲しい、少しでも成長につながるように」と願い関わることが、時には不適切となることもあるのだと知った。人権を守りながらどこまで子どもに求め、また指摘するべきか困惑することが多々ある。

園児の安全・リスク管理に関しては、ケガや事故が無いよう細心の注意を払って保育をしてきたが、その中でリスクとハザードの判断に迷う場面もあった。

守秘義務を守り、良識をもって接してきたが、適切な伝え方ができていなかったかもしれないと反省している。保護者が安心できるような保育者であれるよう良い関係を築くため努めたい。(保育者たちの振り返りより)

 

             

    課題

取り組み方法

   組織の一員としての在り方

教職員全員で1つのチームであることを自覚する

他の意見を素直な気持ちで聞いたり、自分の意見を述べるように努める

こどものこと、クラスの出来事などで必要なことは話し合い共通理解するように心がける

   幼児理解とかかわり

個々の発達の姿や課題について見通しをもって理解する。

幼児の理解のために家庭との連携をとる

幼児の思いや考えに共感しながら一緒に活動する

幼児の心を傷つけたり人権を無視したりする言葉や態度関わりをしない

  • 学校関係者評価委員の意見

評議員や地域の学校評価委員

・保育者たちが迷い悩み葛藤しながら真摯に子どもたちと向き合い、日々の保育を振り返り、実践に役立てていこうとする姿勢を持っていることは素晴らしいと思った。

・子どもたち一人ひとりに配慮しながら保護者が安心できるよう考えて保育している様子がわかる。

・人権を尊重しない関わりが見られたこともあったので、言動に対しては注意して理念に則し子どもたちの人権が守られ、子どもたちがありのままで愛されていると感じられるような場所であることを祈る。

・不適切保育など園での研修学びの機会はとても良かったので、その年の変化や課題等をあげて毎年続けていけたら良いと思う。

 

【今後検討してはと感じた点】

・日常的に預かりの時間も外部の方に見てもらう機会をもつこと。

・発達に心配を抱える保護者への伝え方について学ぶ機会を持つこと。

・家庭と触れ合う機会が少なくなったので、土曜保育日に家族で来てもらう機会などを持つこと。

保護者の学校評価委員

・保育者の振り返りを読み、保護者が安心できるよう考え子どもたち一人ひとりに配慮してくださっているのが伝わってきました。

・人とのつながりが大切になってくる時代ですから、子どもたち・保護者・保育者みんなで同じ時間を共有できる機会を検討していただけたら嬉しいです。

・参観や娘の姿を通して先生たちの真摯な姿勢を見てきたつもりでしたが、ここまで丁寧に接してくださっていたことに驚きました。

・先生方からは園生活や子どもの成長について連絡をいただき、その温かさに毎回心が安らぎました。

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