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2024年度自己評価・学校関係者評価報告書について
2025-07-25
2024年度  自己評価報告書 ・ 学校評価報告書  

1・学校評価の目的

認定こども園しののめが、自らの教育保育活動やその他の運営について目指すべき目標を設定し、その達成状況や達成に向けた   取り組みの適切さなどについて、評価することにより、こども園として組織的・継続的な改善を図ること。
自己評価及び保護者など学校関係者などによる評価の実施とその結果の公表により、保護者、地域住民から理解と参画を得て家庭や地域の連携協力によるこども園づくりを進める。

2.学校評価の項目

学校評価項目は、様々な項目の設定があるが、今年度重点的に取り組むべき事柄としている。

3.自己評価項目の達成及び取り組み状況

課題
取り組み方法
組織の一員としての在り方
教職員全員で1つのチームであることを自覚する
他の意見を素直な気持ちで聞いたり、自分の意見を述べるように努める
こどものこと、クラスの出来事などで必要なことは話し合い共通理解するように心がける
幼児理解とかかわり
個々の発達の姿や課題について見通しをもって理解する
幼児の理解のために家庭との連携をとる
幼児の思いや考えに共感しながら一緒に活動する
幼児の心を傷つけたり人権を無視したりする言葉や態度関わりをしない


【自己評価結果】

1.組織の一員としての在り方
・教職員全員で1つのチームということを意識し活動時の出来事などは、他の先生方とも共有できるように努めた。

・子どもたちの日々の様子や家庭の状況などを考慮し、一人ひとりの心に丁寧に寄り添えるよう努力している。

・チーム保育を行う意識はみんなが持っていると思うが考えが少しずつ違っていると感じた1年だった。

・昨年度はチーム保育という意識が欠けていたが、今年度はその大切さを意識して保育できたと思う。 

・乳児・幼児がお互いのことをもっとよく知り、歩みよれる保育になると更に良い。乳児の先生と話し合える時間がなかなかない。幼児も毎日振り返り、子どものことを伝えたいが時間をとるのが難しい時もある。

・自分の意見や計画に自信がなくなり相手への伝え方が不明瞭になってしまうことがあった。コミュニケーションを取り合う中で迷惑をかけたことがあったと感じる。自分の思いをはっきりと相手に伝えられるよう心掛けたい。


2.幼児理解と関わり
・個々の発達の姿や課題など理解、わかりやすい言葉がけなどに気をつけているつもりではあるが、遊びに行くときや遊びの最中「話をきくこと、ルールを守ること、友だちにいじわるしないこと」を約束しているが「話を聞いていないと行けないよ」という言葉などが不適切保育に当たったと不安になることもある。
・子どもたちとの関わりでは、今何をしたいのか困っていたらどこまで自分でできるかなど考えながら対応するよう心掛けた。
・子どもたちの発達の違いや課題については現状と見通しについて話し合うように努めたが、ミーティングの時間の確保は課題であると感じた。
・幼児の思いに、まずは寄り添うようにしているが、反発する姿や暴言暴力による抵抗があると冷静に対応できないこともあった。
・幼児との関わりは子どもの考えや思いを大切に保育したが、今の言葉で良かったのだろうかと振り返ってみて感じたこともあったため次年度は心に余裕をもって保育をしたい。

3.保育理念から鑑みて
・喜怒哀楽を素直に表現する子どもたちの姿を見ていると、ありのままの自分を保育者を含む園全体に受け止めてもらえるという安心感があるのだろうと感じとることができる。
・日々の祈りの中で必ず「神さま今日もみんなと過ごせてありがとう」などと感謝を伝える時間を大切に持てている。子どもたちも仲間との生活や祈りを通してそのことを実感できているのではないか。
・学期ごとの振り返りや個人評価により、個々の発達、狙いを明確にして関わることができた。
・たくさんの保育者の考えを聴くことで柔軟な考え方ができると思うので保育内容や子どもの状態や対応については相談をこころ掛けていきたい。
・子どもたちの姿を尊重し関わりたいと思っているが、至らない部分もあったと思う。先生たちとの話の中で学びも多いのでコミュニケーションをとりながら関わりを持ちたいと考える。

4.課題
・連絡ノートとその日の記録で日々が終わり、話し合い、玩具の入れ替え手作り玩具作り環境整備、アルバム制作、ブログ発信などの時間がなかなかとれない。工夫して取っていきたい。
・他の教職員に自分の思いや困り感をうまく伝えられなかったと思うので、先輩を頼り相談していきたい。
・子どもたち一人ひとりを大切に思い、どんな時も心をもって接していくよう努めてきたが、十分ではなかったと思う。
・子どもたちの思いや意図をくみとりながら思いが形になるよう努めた。しかし力不足でうまく導くことができなかったり、達成感、自信につなげられなかったこともあったと思う。今年度の経験をもとに、子どもたちが自分自身を認め、仲間を認め、共に遊び込むサポートができるよう頑張っていきたい。












学校評価
【保護者から】
Aさん
・先生たちは、子どもたちに援助が必要な場合や休息が必要な場合など、個々の状態に相応しい対応をもって育ててくださっています。
・懇談の際に担任の先生は、子どもの成果・課題・途上にあることなどを的確に伝えてくださっています。事務的なものと違う先生の温かい目線、真心を感じました。また、子どもがクラス担任だけではなく、他の先生からも目を留めていただいて、大切にされていることを実感しています。
・卒園生とそのご家族が園を訪問するとき(しののめピース、コンサートなど)にも先生たちが一丸となって声をかけて下さり、励ましてくださいました。その時は子どもたちもそのご家族も笑顔でとても良い表情をしていました。教職員がチームとして一致している姿を見せていただきましたし、子どもたちや保護者との一体感も大切にしていることが伝わってきました。

Bさん
・しののめの教育理念には「人間の尊さ」という言葉があり、人間の尊さとはなんだろうと考えてみました。すると、それは人間が生み出す喜びや楽しみという前向きなものがある一方、悲しみや怒りといった陰鬱なものも尊さの一面だと感じます。この理念を基準にした目的は「自ら考え、判断し、行動する」、そしてその目的のポイントが4つ掲げられています。
1つ目のポイント、「しっかり愛され自分らしさが認められる」、このことのためにいかに保育者の皆様が工夫を凝らしてきたかを、いつも私たち保護者は感じ取っています。子供達の中には、自分の意見を通そうとする子、人の気持ちを理解しようとしない子など、保育者を悩ませてしまう子が毎日、秒単位で保育者の皆様の目の前に立ちはだかっていると感じます。どんな状況でも保育者の皆様は声を荒げることなく冷静かつ積極的な声掛けをし、子供達は自己肯定感を持ちながら過ごせています。
一方、保育者の皆様側の視点に立つと、してあげたことに対する子供達の態度や言葉はどうあるべきかを考えると、子供達からの「ありがとう」の一言や感謝の気持ちは大切なことです。つまり保育者側も「しっかり愛され自分らしさを認められる」ようにあることも、必要なのだと思います。
私が、保育者の皆様の自己評価を拝読して思うのは、「悪かったこと・達成しきれなかったこと」が多く見受けられ、「やって良かったこと・うまくいったこと」が少数派の印象でした。保育者の皆様の努力だけではどうにもできないような失敗や後悔に気持ちを覆い隠されていませんでしょうか?毎日の工夫で達成したこともあるのではないでしょうか?具体的にどこが良くて達成できたのでしょうか?良かったことを共有し、次にも活かすサイクルを中心に回せば、保育者の皆様の悩みは減らされると思いますし、そうなれば良いなと願っています。
 私自身も仕事柄、小中学生に接する身です。子供達には素直で学習習慣の改善がすぐにできる子もいれば、改善の余地がない子もいます。改善の余地がない子は決まって自分で自分のことを決められない、自分で物事の良し悪しの判別ができません。勉強以前に、人間の生き方をしていないのです。人に言われたまま、決めてもらったまま、それが全てにおいての判断の根拠です。つまり自律できていないのです。
 私の個人的感覚ですが、その原因は決まって幼少期からの保護者の子供達との接し方、考え方、環境作りが絡んでいます。積極的に幼少期から先取りで勉強に重きを置く保護者の方も多くいますが、それは必ずしも勉強のできるできないには繋がっていません。幼少期から親の決めた習い事を詰め込むことは、むしろ有害になっている事例が多いとすら感じてます。 
 小中学生から自律の訓練を積むのは、簡単ではありません。幼少期に比べればできることが多い分、結局何にも考慮しないまま周りに合わせて判断してその場しのぎをしてしまうからです。自律の訓練は、幼少期から積む必要があります。保護者や家族との関わりを基礎とした、友達との関わり、保育者の方々との関わり、その中で徐々に自分の行動の取り方を学習していくのだと思います。これは家庭内の人付き合いだけで成立せず、子供たちが様々な年齢や立場の人達と関わること全てが影響して初めて成立すると思います。
 我が子たちはしののめで保育者の皆様や様々な年齢の友達に関わることで、間違いなく成長できています。例えば、自由遊びの時間でやりたいことを各自で見つけたり、行事では子供達が内容を工夫してみたりと、自分達で考えて何かを達成する経験を多く積んでおり、それが子供達の自律を促していると思います。
 長文となりましたが、しののめの活動は言い換えれば、人間が自律できるようになるための基礎作りです。
 我が家からは末っ子長男が残り1年お世話になります。毎回成長して帰ってくる我が子を見て嬉しく思います。今後もしののめの活動が末永くいきいきと続くことを楽しみにしています。
 
【地域委員から】
A氏
教育方針に基づき職員の皆さんが子どもたちと真摯に向き合い、自らの保育・教育を振り返ることに敬意を表します。すでに実行されていると思いますが、報告書から気付いたことを述べます。
◎評価項目を「組織と幼児理解」の2点にし、具体的な取り組み方法を明らかにしていくことは、日々の活動や振り返りをする面で有効である。
・自己評価で、失敗体験や不十分さを語るより、良かったことや成功体験を具体的に共有する方が、関わりや言葉かけのヒント・学びになると考えられる。
・2点の課題と取り組み方法が記載されているが、どのような取り組みがどのような場・時・職員同士でされて評価できるかを振り返ると、次のステップにつながるのではと思われる。(幼児の個性の違いはあるが)
◎組織の一員として
・組織の課題として、全職員が集まり目標や振り返りを話し合うことは、こども園に移行して難しい現状は理解できる。
・すでに実施されていると推測するが、会議・話し合いの議題や内容を事前に周知し、当日出席できない職員の意見をきいておく。後日記録を回覧。日々ちょっと気になることは掲示板・ノートなど活用し(組織・勤務体制・関わり・言葉かけ・行事のおさえや実施などについて)内容によっては意見を募る・会議の議題に取り上げる。※子どもの動向は周知する必要から掲示板を活用
・職員がお互いを尊重し理解する組織になっているか。その基盤があると取り組み方法が活きてくる。{組織の一員として}という言葉が重くならないように。
B氏
◎キリスト教保育に基づく保育者の優しさが伝わってきました。これからもしののめを通して一人でも多くキリストに接する機会があるといいですね。
◎園に集まる子どもたちは、様々なので、保育者は苦労あり、悩み有、チームにまとめていく大変さが目に見えます。園から離れて畑に来ると、完成を上げ、急に元気が出たようにいきいきしてみえます。これがこどもの本来の姿ですね。保育者も子どもの喜びを見て少しは心が和むのではありませんか。
◎神さまの光の子として、できるだけ屋外に出て広い草原や山や森林花畑などで神さまが創られた自然の中で感動し子どもたちの歓声を高める機会が多くあるといいですね。
C氏
【保育】
・様々な子を受け入れる中で、教師間で情報を受け私ながらその子に寄り添った保育を行う努力をされておるのが、保育をみさせていただいてよく伝わってきました。
・難しい保育を展開されている中で、そのようなチーム保育が子どもたちにとって子どもたちを取り巻く家族にとって最善かを模索されている段階であると感じています。
経験の違いのある保育者同士が育ち合う、しののめの保育にあった教師集団の在り方を見出すべく今後も努力し続けていただきたいし、協力できることがあればお伝えいただきたいです。
・室内外、子どもたちにとってそう少し選択肢のある環境を作り出すことはできないかとかんじることもありますが、日々保育に当たっている保育者が一番理解し構成されていると思うので、また機会がある時にゆっくりうかがいたいと思います。
【職場環境】
・評議員会などでの情報から、保育者の厳しい環境がよく伝わってきました。本来は余裕をもって学びの時間を持ったり、外の保育にふれてみることで保育を見直したり挑戦できる子とも出てくると思いますが、その余裕が持てない現場の状況がよくわかりました。
何か良い手立てはないものか、と一緒に考えていくことができればと思っています。
【地域連携】
・地域の様々な方に保育に参加;いただく機会を持たれた1年ではなかったかなと、思います。
今後もいろいろな方々との出会いの機会を作っていただけたらと思っています。
・サークルしののめは、玄関にあんないが出ていましたが、子育て中の家族はもちろん、シニアの方も楽しめるのではないかと思います。そこにお誘いすることで、より多様な世代の方と子どもたちが出会うチャンスがあると思いました。
【家族支援】
子育て支援の現場で聞く声は、こども園や保育園に通うようになったら、他の親御さんとも交流の機会があるのかと思っていた・・・が、実はそんな時間はなかったという声でした。
もしかすると、皆さんではないにせよ、そういう場を作ることでほっとされる
親御さんもいるのかなと感じたりしています。
保育者があれもこれも抱えず、保育の現場に力を集中できるような工夫を試みてみたらよいのではないかと感じています。
・教会幼稚園の中には、ミッション系の高校などにボランティア養成を抱いているところもあるようです。実際の様子をうかがい、そうした機会も利用してみるのも良いのかな、と感じました。
 
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